CALUX分析の流れ FLOWCHART

CALUX法における、試料サンプリングから報告までの過程をご案内いたします。

ステップ1

試料のサンプリング

採取・取扱いに関しては、「試料採取と取扱方法」にて詳細情報を掲載しています。

試料採取と取扱方法
  • 土壌試料
  • ばいじん・燃え殻試料
  • 水試料
  • 排出ガス試料
試料採取と取扱方法

ステップ2

前処理1 - 抽出

抽出とは、対象物質を試料から取り出す、または妨害物質を除去する手法で、溶媒抽出(振とう抽出、ソックスレー抽出、超音波抽出、高速溶媒抽出等)、固相抽出等多種多様な手法があります。CALUX法は、迅速性に適した手法を取り入れ、媒体ごとに抽出法を適用しています。

  • 超音波抽出
  • 高速溶媒抽出

ステップ3

前処理2 - 濃縮

試料~抽出~精製~分析に至る過程において、非常に低濃度のサンプルにおいても、5万分の1に濃縮することにより、ダイオキシンを分析することが可能になります。

  • 多連濃縮装置

ステップ4

前処理3 - 精製

ヘキサンに再溶解させ、現在XDS社が特許取得のクリーンアップ法を用いて処理を行います。この精製法は簡便で、ヘキサンに再溶解させた抽出液を硫酸シリカゲルカラムとXCARBカラム(XDS社製活性炭カラム)に通液させた後、適切な溶媒でダイオキシン様PCB(DL-PCBs)とダイオキシン/フラン(PCDD/DFs)を溶出、分画もしくは 、非分画させます。

  • 自動精製装置
試料サンプリングの前処理から測定までの流れ

ステップ5

測定

精製した試料を、ジメチルスルホキシド(DMSO)に転溶し、96穴プレート内で生育させたH1L1.6マウス肝がん細胞の単層に曝露させます。また、検量線用として同一プレート内に希釈段階の2,3,7,8-TCDDを曝露しておきます。このプレートを24時間培養させた後、試料中のダイオキシン類濃度による毒性に応じて生成されるルシフェラーゼを定量し総毒性量CALUX-TEQを得ます。

  • 細胞に曝露
  • ルミノメーターによるルシフェラーゼ活性測定

ステップ6

報告

分析期間は、試料の種類により納品の期間が変動します

ダイオキシン類測定のご依頼について、前処理(抽出から精製)から測定(CALUX法)までお受けした場合は1週間前後、測定(CALUX法)のみの場合は2〜3日で納品いたします。詳しくは弊社に直接ご相談ください。

ダイオキシン類以外の分析・測定もおまかせください

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